プール施設の再開

 プール施設の再開ですね。

 緊急事態宣言解除後は、特に首都圏では、6月1日から再開された施設が多かったのではないでしょうか。

その間、設備にはビニールシートによる仕切り板の設置や手指消毒用アルコール の複数個所への設置、スタッフ用のマスクやフェイスシールドの準備、案内掲示物の設置など、準備に追われたものと思われます。

ニュースを見ていますと、授業の遅れを取り戻す関係から学校では夏季休業期間の短縮など、課題山積のようですね。地域により今年の水泳の授業を取りやめたところ、頑張って実施するところなど様々なようです。学校行事についても同様ですね。

コロナの対応で、本当に社会が一変してしまいました。

社会生活においては、接触感染、飛沫感染が心配なところですが、首都圏の通勤電車などはすでに密な状態になっているとの事、テレワークが可能な会社は、継続する必要もありそうですね。

 

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出張講習指導を実施しました。

さて、そうした社会情勢の中、当協会の技術委員が、5月30日、31日、6月1日の3日間にわたって、都内某超一流ホテル様からご依頼頂き、施設内のプールスタッフの皆様を対象に、プール安全講習会の講師を務めさせて頂きました。

3密を避けるため、プール利用においても、新たな利用ルールに基づいて、施設をご利用されるゲストの方々に対する対応方法や利用規則の周知方法、施設の危険個所の再確認、監視活動における注意点など、リスクマネジメントの観点からお話させて頂きました。合計13名のスタッフの皆様とプール再開を踏まえ、改めて安全講習会を通じて「安全・安心」の重要さを共有出来ました。引き続き、清潔で安心、安全な運営にまい進なされることをご祈念いたします。

他のプール施設運営における関係者の皆様、当協会では出張によるスタッフ向けの安全管理講習会の講師派遣のご依頼を受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。長年、現場で実務を積んだベテラン講師より実践的な安全管理のノウハウをお伝えいたします。

 

もうすぐ梅雨入り

はやいもので6月に突入し、そろそろ梅雨の時期が到来ですね。だんだん蒸し暑くなってくる今日この頃です。

今年は海水浴場の開催が中止になる所も多く、海や河川、湖沼における水の事故が大いに心配されます。学校の水泳授業も中止される所が多く、夏休みの時期にプールで泳げない子供たちが川や湖沼などで遊んでの事故を未然に防ぐのは、大人の責任ではないでしょうか。

長期予測では、今年は猛暑になりそうだとの事で、余計に心配されます。

新型コロナの予防の観点から、空調の効いた部屋でも、定期的な換気が必要だとされ、マスク着用による熱中症の増加など、健康不安の要素がたくさんあります。

今はまだ大丈夫かもしれませんが、真夏の炎天下にマスクはかなり危険です。一日も早くワクチンが開発されることを祈るばかりです。

 

それでは、手洗い、うがいをこまめに行い、免疫力を高めて生活して下さい。